カニの泡

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前出で佐鳴湖のカニについて少し触れたが、カニで思い出したことがある

カニの泡

子供の頃、カニを捕まえて遊んだ記憶は誰しも有ると思うが
水の無い所にカニをしばらく出しておくと、ブクブクと口の周りに泡を吹く事を
覚えているだろうか
調べてみると、カニという生き物は素晴らしい能力を持っているのである・・・


カニの泡

改めて言う話ではないが、カニは水の中の酸素をエラを使って体内に取り込んで
いる魚と同じエラ呼吸をする生き物なのである
魚は水から出しておくと長くは生きていられない、ではカニは何故水が無くても生きていられるのか・・・・ココにカニの超能力がある

カニはエラで呼吸した後の水を口から吐き出し、胴体の脇を伝わせ再びエラに取り込む、このとき水は空気に触れ水に酸素が補給される、酸素の豊富な水がカニのエラに行きカニは呼吸で出来るのである
この繰り返しでカニは水が無い所でも、体の中に有る少しの水だけでエラ呼吸が出来ると言うわけだ・・・しかし、これを繰り返しているうちに水は少しづつ蒸発しカニの体液も混じり粘り気の多い水となる
これが、あのカニのブクブク吹く泡の正体なのである

カニが泡を吹く時は酸欠状態に近いのだ・・・泡を吹くことによって、より多くの酸素を取り込もうとしている。子供達がカニを捕まえてきて、カニがこの状態になっていたら「カニさんは水が欲しいんだよ」と子供達に教えていただきたい
今日から貴方は、子供達のヒーローなのである・・・・ただし、カニに関してだけであるが・・・




 
この記事へのコメント
子供の頃は708も浜名湖で「ゲンジガニ」と言われるカニを
よく捕まえて、飼育していました。

カニの泡にはそんな秘密があったんですね。

子供にちゃんと伝えていきます。
Posted by 708708 at 2012年07月21日 16:45
708さん、コメントありがとうございます。
生きる力は凄いですね^^
Posted by 幻想堂幻想堂 at 2012年07月21日 18:54
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    コメント(2)